目指したのは「従業員満足度の向上」 「働きやすい職場環境の実現」 「会社のイメージアップ」

前回のユニフォームリニューアルから7年が経ち、その当時から比べると現行製品は生地や機能性、デザインに変化が見られ、実際に着用している現場スタッフからも更新について強い要望が上がっていました。そこで、創立50周年を迎える記念事業の一環として、「従業員満足度の向上」と「働きやすい職場環境の実現」「会社のイメージアップ」を図るために、制服更新検討プロジェクトを社内で立ち上げました。

制服更新検討プロジェクトを立ち上げ、 スタッフからの要望を尊重

検討プロジェクトでは、本社と各支店から16名を選出。そのメンバーが中心となり、スタッフから新ユニフォームについての率直な意見を求めました。色やカタチ、素材、機能、ポケットの位置など、多くの要望の中から実現可能なアイデアを取りまとめて仕様書を作成し、ユニフォーム制作会社にプレゼンテーションの打診を依頼しました。

価格重視ではなく、「清掃業のイメージを 一新したい」という熱い思い

特に力を入れたのは、やはり働きやすさです。従来のユニフォームにはスタッフから「暑い」「通気性が悪い」「硬くて動きにくい」など改善を求める声が上がっていました。ビルメンテナンスをはじめとした清掃業の主役は、なんと言っても「働く人」。その方たちの働きやすい環境を整えてあげたいという気持ちが、今回のリニューアルの最大の使命と考えていました。また、清掃業のイメージアップを図るため、「清掃スタッフでもかっこいい！」と一般の方からも思っていただけるデザインを目指しました。そこで新ユニフォームは、価格ありきで決めるのではなく、全員が納得のいくものを選ぶということを基準にプロジェクトを進めました。

プレゼン時に歓声が上がるほど、 的を得た提案力

イメージワークさんを選んだ決め手は、「スタイリッシュなデザイン」「伸縮性・速乾性・着心地の良い生地選び」がおもなポイントです。プレゼンの際には営業担当者だけでなく、社長、服飾デザイナーの3名にお越しいただき、新デザインのサンプルを披露していただきました。その時同席したプロジェクトメンバーからは「かっこいい！」「素晴らしいデザイン！」などの声が上がったことがとても印象的です。社内でもここまで大きなプロジェクトを実施したのは初めて。労務部が事務局を務め、意見を取りまとめる作業には苦労しましたが、結果的に良いユニフォームが出来上がり、社員の団結にもつながったと思っています。

目標通りの仕上がりと丁寧なフォロー

完成したユニフォームは、スタッフだけでなく親会社の北海道中央バスや管理させていただいているビル会社様などからも好評。当初から目指していた「従業員満足度の向上」「働きやすい職場環境の実現」「会社のイメージアップ」の目標通りの効果があったと思っています。イメージワークさんには、何度もサンプル品を出していただいたり、コロナ禍の最中で生産体制が整えきれていない状況の中においても、当社を最優先に考えて行動していただき、大変感謝しています。また、環境への配慮から古いユニフォームのリサイクル回収も積極的に行っており、とても好感を持っています。

中央バス操車センター

ウインドブレーカーに取り外し可能なインナー